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ゴールキーパー 試合を決めるポジション

日本ではゴールキーパーは、フォワードやミッドフィルダーに比べて注目されにくいポジションです。しかしサッカーの本場イングランドやイタリア、ドイツなどでは、チームで一、二を争う有名選手が多い人気のポジションになっています。

キーパーが人気なのは、試合を決める決定的なプレーが出来るからです。サッカーの最大の醍醐味は、何と言ってもゴールでしょう。そのゴールを決めるのがストライカーなら、ゴールを帳消しに出来るのがキーパーなのです。

つまり点を取るのと同じ価値が、キーパーのプレーにはあります。特に相手フォワードとの一対一の局面を止めるプレーは、「ビッグセーブ」とか「スーパーセーブ」と呼ばれて、フォワードが一点取ったのと同じ評価がされるのです。

ゴールキーパー

キーパーが活躍する試合は、相手に押されている場合が多いでしょう。ただし、ビッグセーブがゴールと同等の価値があると知っていれば、押されていても十分に試合を堪能できます。むしろ、ピンチのあとにチャンスあり、と言われるように、キーパーが相手のチャンスを潰したら、今度はこちらにチャンスが巡って来ると考えながら見ると、攻守が一瞬で切り替わるサッカーをより深く楽しめるでしょう。

ゴールキーパーはストライカーと同じく、試合を決めることの出来るポジションです。その点を理解すると、サッカーの攻めも守りも、常にスリリングに観戦出来るはずです。